あると便利な蓄電池のメリットと使い方のコツをエスコシステムズが解説

⒈便利な蓄電池のメリットと使い方について
電気を蓄えておける蓄電池は、何らかの原因で電力供給が途絶えても、しばらくの間電気を使えるのが特徴です。
電気は日常生活においてなくてはならないエネルギーですし、ひと度使えなくなると非常に不便です。
リモコンで何気なく電源が入るテレビも、エアコンも電気がなくては使えませんから、やはり電源の確保は大切だといえます。
いわゆるモバイルバッテリーも蓄電の1つで、出力は小さいですが、携帯電話の充電くらいなら十分に使えます。
太陽光発電を導入している住宅では、昼間に発電した電気を夜も使えるようにする為に、大型の蓄電池が設置されているものです。
容量は製品によりますが、10kWh以上の容量を持つものも少なくないので、使い方によってはかなり長時間電気が使い続けられます。
1日当たりの電力消費量は平均、約19kWhとされているので、フルに使えば半日しか使えませんが、非常時なら節約を心掛けるので1日以上持つ可能性が高いです。
据え置き型だけでなく、個人用のモバイルバッテリーも併用することで、更に非常時に電気が使いやすくなるでしょう。
いずれにしても、バッテリーは老朽化が進むと性能が低下しますから、定期的に交換して性能を保つことが大切です。
また、使い方1つで劣化速度は変わってくるので、負担を与えにくい使い方を考慮するのも必要なことです。
ベストな活用法はバッテリーの仕組みによりますが、一般的なリチウム式であれば、残量を残した状態で充電するのが正解です。
完全に使い切ってから充電を始めると、バッテリーに大きな負担が掛かってしまうので、使い切らずに充電を行った方が良いわけです。
エスコシステムズ曰く、家庭用蓄電池の場合は、特に意識して使わなくても10年以上持つように設計されているので安心です。
高価なだけあって、期待される性能が長期的に持続する工夫が施されています。
⒉アウトドアや非常時に便利
もし、アウトドアを楽しむ機会が多いのであれば、大型のモバイルバッテリーが狙い目となります。
これは大容量のセルを複数搭載することで、持ち運べるのに大容量の電気を取り出せるのがメリットです。
家庭用の100Vが使えたり、スマートフォンや携帯ゲーム機の充電ができるUSB端子を備えていたりします。
製品によっては、本体に照明のライトが内蔵されているものもあるので、アウトドアに加えて非常時にも助かります。
価格はそれなりにしますし、使わない場合は場所を取るのが難点ですが、困った時には本当に頼りになるでしょう。
電気を使って残量が減ってしまっても、手回しで携帯電話の充電分ぐらいは確保できる製品もあります。
充電の手間はあるものの、コンセントがない場所でも電気が使えるのは、蓄電池全般に共通する魅力です。
例えば、車を電気自動車に変えて家でオール電化の導入を行えば、とてもクリーンな生活が実現するはずです。
発電を太陽光に任せ、家で消費する電力は家庭用の据え置き蓄電池に蓄え、車にはここから供給できます。
個人レベルではモバイルバッテリーに蓄えておくことで、外出時や非常時の電源確保が楽になります。
環境に優しく非常時でも困りにくくなりますから、コンセントの商用電源に頼り過ぎない生活は合理的です。
⒊蓄電池があれば安心で重要性は大きい
電線のない山奥でも電気が使えるのは、電気を溜めておけるバッテリーあってこそなので、デメリットよりもメリットが大幅に上回ります。
停電しても電気が使える、コンセントがなくても携帯電話の充電ができるのは、どちらも思った以上に魅力的なことです。
勿論、大量に電力を消費する家電には向きませんが、身の回りの小さなものなら一通りカバーできるでしょう。
停電時に懐中電灯があればホッとできるように、蓄電池もまたそういう存在です。
据え置きで移動が不可能だとしても、停電する中で電気が使えれば、同様に何ともいえない安心が感じられます。
水もそうですが、備えがあれば非常時に余裕が生まれますし、冷静な行動ができるようになります。
水だと物理的な保管スペースを必要としますが、モバイルバッテリーなどならコンパクトサイズに収まります。
理由はエネルギーの密度が高く、体積に対して蓄えておける電気が多いからです。
その為、破損して一気にエネルギーが放出されると危険ですから、破損を招かないように注意して取り扱いましょう。
落下や水没程度なら危険性は低いですが、それでも乱暴に取り扱わないのは原則です。
万が一ダメージを入れてしまった場合は、使用を中止して速やかに新しいものと交換するのが賢明です。
電気があれば暗闇でも照明が使えるので、夜間の安全確保に役立ったり安心感が違ってきます。
何かと切れやすい携帯電話の電気も確保できますから、長時間継続的に連絡手段が持てることになります。
電力供給が途絶えると命に関わるケースもあるので、やはり電気の重要性はいうまでもなく、蓄えるメリットの大きさは揺るがないものです。